2009年07月09日

音についての考え(最終回)

さて、このシリーズもいい加減最後です。
最後まで読んでくださった方・・・・物好き・・・こほんっ・・・本当にありがとうございます!

結局僕は今までの人生、結構な時間を掛けた壮大な自慰行為をしてきた訳なのですが(笑
こうして考えると、僕は音楽と言うより、音にこだわってた時間の方が長いかもしれませんね。
ただ、効率よく、良い順番でDTMをしてこれたと思う自分なのですが、総合して考えていくと、壁に当たった時に考えると言うのが一番効果的かもしれません。
所詮、そういう事を前もって勉強してみても、雲をつかむような話になりかねないので、アバウトにそういう事が出来るのか〜程度で、やりたくなったら覚えていく。
これで良いのだと思います。

DTM的に音楽を製作していく場合、いろいろなアプローチの仕方があると思います。
ただ、それを全部はじめからやろうとするのは、かなり無茶な事かもしれません。
創作の為のツールが創作の邪魔をしている状態ではつまらないですよね。
ただ、僕の場合、楽器もあまり弾けないし、唯一弾けるギターも現状では弾ける状態ではないので、DTMとして楽器を奏でるパソコンは、いわば楽器です。
楽器だからこそ、ある程度(妥協しないと完成しないよ笑)納得するまで調整しますし、時間があるならばこだわりたいとは思います。
EWの大御所きむち師匠も仰られていました。
DTMでは弾けもしない楽器が簡易に音が出せる。
だから、その楽器を弾く人の為にも、楽器の為にも愛情をかけてあげなければならない・・・みたいな事(おいっ)を。
確かにそうとも感じます。
リアルで弾く事をイメージした、Demo的な作品ではなく、僕にはここが本番ですから、生演奏でうんたらと言う気はありませんので、出来る手段を用いてクオリティを上げていくしかないのです。(ばばーーん!)
まぁそこまで力んで語るほどでは無いと思いますが(笑

あと、僕は理論的な事は今まで避けてたわけでも無いのですが、語れる程知識が無い為に語りませんでした(笑
別に理論を否定する訳ではありません。
ある程度、音が出せるようになってから作曲理論なんかを学んでいけばいいやと思ってから、早20年(笑
ですが、最近時代の進歩と共にミックスや音源も良くなり、そこまでこだわる必要も無いかなと思い始めたので、死ぬまでの良い趣味として音楽理論なんかも勉強していけたらなぁと思っております。

それと色々書いたついでに、ちょっと精神論的になってしまうかも知れませんが、僕にとって大事な要素がもう一つありました。

ネットでE-Windに登録した時のお話です。
十年以上前、まだMIDI全盛だった頃、E-Windはオリジナル楽曲もありましたが、どちらかと言うとコピー楽曲が多く、MIDIの腕を試すようなサイトでした。
その頃も登録したのですが、今回はもっと後、完全オリジナルの曲のみなってからのお話です。

まず、E-Windに行った時の印象は、腰を抜かすほどハイレベルな曲から最近作曲を始めました!って言う人までそろい、かつコメントも製作者同士のため、マニアック。
音楽を一般に向けて聴かせる他の投稿サイトとは異なり、いわばトラの穴的印象で、どちらかと言うと、一般人お断り(勿論そんな事はありませんよ!)で製作者同士が互いに高めあうようなサイトに感じました。

僕にはせっかく作ったのに人には聴かせた事のない曲はたくさんありました。
どうせなら人に聴いてもらいたいと思ったりもしましたので、早速投稿しました。
あの時のあのどきどき感は凄かったです。
はじめて人に自分の曲を聴かせた時のあれに良く似ていて、新鮮かつ緊張しました。

勿論交流サイトと言う事もあり、曲を聴くのも好きな僕はコメントをつけ始めます。
このコメントと言うのは難しいですよね、自分と同じ製作者なので、自分の事棚上げでは中々言えないし、伝えたくても音楽用語を知らなくては文章にできなかったりとか(笑
あと、全然違う方向にコメントしても、突っ込まれるんじゃないかとか、気分をわるくするんじゃないか?とか色々気にします。
実はこのコメントをしたり読んだりする事で、色々調べたり、ヒントになったりと凄く重要な要素だと思いました。
(楽曲としてはプロや偉大な作曲家が残した、素晴らしき作品を聴くのも大事ですが、おおよそ似たような環境で製作した音楽を聴いたり、質問したり、交流できるのは色々な意味で勉強できると思います。)

折角の交流サイトですし、凄い音楽家の方たちと仲良くなれるチャンスでもあり、しかも勉強もできるので、自分にはコメントなんか出来ないとか思ってる人も、積極的にコメントしてほしいですね。
コメントが付くと嬉しいのは相手も一緒ですし、色んな意味で自分にも帰ってくると思うので。

そしてE-Windに登録して、本当にすぐの頃、大事な出会いがありました。
その人こそ、仲良くしてもらっている「三月ウサギ」さんその人です。
この三月さん、このサイトではほぼ同期で、彼の作った「6月の花嫁」を聴いた時に凄く衝撃的でした。
今までの僕では考えなかったオーケストラ楽曲、クラシカルでいて聴き手に優しく美しいメロディ、そして見事な楽器のハーモニーがストーリを奏でます。
聴いた時、凄く良かったのですが、気の利いたコメントも出来なかったし、彼の曲をもっと聴いてみたいと思った僕は彼の開いているHPに足を運ぶのでした。
そこで目にしたのは、へもいっ子クラブの歌なる物で、僕は意味も分からずに他の曲も聴ける〜♪と聴き始めたのですが・・・・衝撃でした。
そこには音声ソフトをボーカルに乗せた数々の曲達・・・始めは大笑いしましたが、聴けば楽曲にうなる物もあったりと、決して曲にも手を抜いていません。
こんな事を言っては怒られるかもしれませんが、あれだけ二枚目な曲を書ける人なのに、こちらも本気。
そう、本気で音で遊んでいると僕には感じられたのです。

生演奏どうちゃら、ミックスがどうちゃらでは無く、そこにあるもので、自分のできる事で音を楽しむ・・・ああ、これが音楽なんだなぁと感じました。
今まで、わだかまってた物がとても馬鹿らしく思えました。

そこから、音が出ただけで楽しかった頃を思い出しました。
無理だと勝手に決め付けていたオーケストラもやってみよう!など、出来る出来ないは別にして、自分に制限を掛ける必要が無い事も思い出しました。

そして、何より交流してくれている音楽仲間の存在です。
三月さんをはじめ、多くの音楽家の方達と仲良くなり、その交流のために音楽をやってる節もありました。
音そのものとは関係無いかも知れませんが、このような交流が勉強になり、刺激になり、楽しみになり、やがて音楽に帰ってくる物だと僕は思っております。
作品を聴かせるのにも相手が必要ですしね(笑

ロジカルに理論として捕らえるのだっていいし、思いつきで音楽やったっていいし、僕みたいに機材語る事で音楽だと思ってる奴だっている。
結局音楽が楽しいからだと思います。
これからも存分に音を楽しんで行きたいと思います。



今回、眠くて何かいているか分からない(笑

読んでくれた方ありがとうございました!

posted by yebisu at 02:00| Comment(6) | DTM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月06日

音についての考え(8)

パソコンで音楽(シーケンサー)を出来るのは勿論知っていましたが、僕はかたくなにハードで音楽をしていたいました。
音楽のやり始めはパソコンでも、PC88から何年かはパソコンを弄ってませんでしたし、また(Windows)弄るようになってからも、音楽はハードがあるので、ハードでやっていました。
パソコンで音楽関連を扱うとしたらMP3と製作したスタンダードMIDIファイルの保管場所程度でした。

バンド解散後は殆ど音楽などしない日々が続いたのですが、ちょっとしたきっかけでまた作り始める事になります。
同人ゲームで、何故かシューティングゲームのBGMと言う事で引き受けたはずなのですがなのに、美少女ゲームのBGM作成とか(笑)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
美少女ゲームBGM。例えばこんなのとか。

■ BGM4(SC-88+DM5)

うん、やっつけ仕事だ(笑
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

知り合いの為にちょっとしたBGM等も作っていました。
この時メインのハード音源(XV-5080)が故障しているのにも気がつき、ようやくパソコンでシーケンサー等を扱うようになっていきます。

パソコンでのシーケンサーの第一印象は細かいところまで手が届くと言った印象でした。
打ち込みはピアノロールメインでしたので、パソコンでもそこまで違和感も感じませんし、何よりエクスプレッションやボリューム操作をいちいちステップで一音ずつ調整しないですむ事に驚きました(笑
(っというか、エクスプレッションと言う名前すら知らずにエクスプレッションを弄るような奴でした笑)
ハードのシーケンサーの時は一音一音手打ちでエクスプレッションの数値を入れていっていた為に、要所でしか手入れしませんでしたが、これならばPSGやFM音源の頃培った技術を思う存分応用できるとと思いました。

そこでE-Windやプレ王等に登録するのですが(E-Windの事は後に記載)、そこに新曲を投稿するべく、ソフトシンセ(VST)への以降が始まります。
VSTと言うのは前々からは知ってはいたのですが、手をつけずにいました。
しかし、ハード機材を売り払い、完全にパソコンでの環境にしようと思いました。

まず、SSW8.0VSと言うDAWを購入し、VSTを確かめます。
パソコンでの音楽製作は場所をとらずに、多機能かつスムーズな操作を可能としますが、反面動作の不安定(フリーズ然り)など、音楽をするにはかなり厄介なリスクも多いと思ったのも事実です。
ハードでやっていた頃は考えもしなかった所にストレスがたまる思いでした。
使うDAWにもよりますが、結局動作の不安定具合は性能の良いパソコンにすれば、かなり解消されますが、完全(VSTとの相性等)ではないためその様な不安は今でも付きまとっています。
結局、生録をしないDTMでは、安定性と曲を書く速さ、そこそこの音質をトータルで考えたら、今時のハード音源とパソコンでのシーケンサー、wave処理がいいのかもしれません。

DAWでのwave処理は驚きました。
HDMTRでポイントまでのジャンプ等は勿論知っていましたが、これだけでテープからの人は驚きのはずなのですよね?(笑
バウンスをすれば、シーケンサー演奏のMIDIからの録音は聴くより早く終わるじゃありませんか(笑
録音じゃなくてまさに変換。
時代の流れを感じます(笑
SSWの音声編集はあまり評価されませんが、僕には十分凄いものに感じました。
HDに録音できれば、何とかなるものです。
ただ、付属のVST(各種エフェクター)は少々いただけません。
無料と考えれば、驚く物がありましたが、これならばハードの機器の方が良かったです。

僕は音色作りも好きですので、ハード音源の方も弄ってきたのですが、前に話した通りリバーブの音の印象とは凄い物です。
音色作りの時にはリバーブを切ってみて素のサンプルを聴いてみたりも良くしました。
リバーブを切ると、素のサンプルでは聴けないような音色も存在する事があります。
音色作りと言う意味でも、ミックスと言う意味でもリバーブ、コンプは別の物が欲しくなり、まずはリバーブ等のセットになったVSTを買ってきます。

ハード音源などを売ったお金は結構な額になりましたので、VSTi(音源)も買う事にしました。
E-Windに登録した事で、オーケストラもやりたいと思ったので、オーケストラ音源等も買ってきましたし、サンプラーの出来にも驚きました。
オーケストラ音源もさすがに専用音源、今まで僕が弄ってきたハードとは違い、こんな綺麗な音色がするのかと驚いた物です。(今現在でも驚く時ある笑)
またフリーのVSTやVSTiも今までの僕から考えるとありえないと思いました。

ミックスに関してもセンド/リターンではなく、インサーションでの種類の違うリバーブを平気で使う事ができたりするので、幅が広がります。
知らない人はなんだ?と思うかも知れませんが、リバーブなんかではセンド/リターンでは通常一つのリバーブを使用し、格トラックに対してリバーブの深さを調整するのですが、インサーションなら直接個別に、リバーブの種類まで変えられるのですよね。
例えば、昔のシンセはエフェクトの総数自体が少なく、選ぶエフェクトの種類にもよりますが1〜3つ位だったと思います。
パッチの音色もインサーションと言うか、リバーブやディレイ、コーラスやフランジャー、ディストーション等混みで、一つの音色として作られている訳ですが、マルチティンバーで起動する際は全体のリバーブやディレイ、コーラスに取られて一つの音色として聴いた時のような使い方は出来ない物でした。

このように時代の流れの恩恵を丁度感じられる世代だったと思います。
恩恵を感じると同時に、できる事があまりにも増えたので曲作りは断然遅くなりました。
まず、作曲視点から考えて見ても、音色の選定。
これが実は凄く大変だと感じます。
イメージをはっきり持っていても、あまりにも音の数が多くなると探すのが大変です。
まさに作った方が早い時もあるくらい(笑
把握しきれる良質のハード音源一つ位の方が作曲には優しいと思います。
そして、音色を選んでも今度は打ち込みの細かさです。
確かにチマチマやるのは嫌いではありませんが、ここもできる事が増えたので、特に生楽器の類になると、折角自在にエクスプレッションを弄れるのだから、調整したくもなります(笑
僕はエクスプレッションは音の表現に使い、エンベロープを描くかのように調整するので、これまた時間がかかります。
そしてミックス、探せばフリーでも色々な種類のVST(エフェクター)が存在し、用意された箱の中での選択でやりくりしていた僕は混乱もします。
こう考えると、やはりある程度制限をした方が製作に優しいですよね。
しかも、こまめに保存しておかないと、フリーズする時もありますので、注意しましょう(笑

こうして考えると、僕は必要な事を一つずつクリアしていったような気がします。
DAWでの録音、wave編集も凄い事が出来る様になりましたし、サンプラーなんかは物凄い容量でシンセでは考えられないような音を奏でるようになったり・・・・
最近では演算モデリング等の音源も出てきました。
これから先、ひょっとすると有名バイオリニストの演奏モデリングとか言って、譜面書いて大まかな指示を出すだけで、抑揚や雰囲気のある演奏をしてくれる・・・・・パソコンの中にバーチャルプレイヤーを飼いならすなーんて時代がくるかもしれませんね(笑
しかしながら、それでは弾く楽しみが無い人もいますし、そんな事になれば打ち込みも過去の産物・・・今のテープMTRのようになってしまうのかもしれませんね。(笑
でも、音楽また音楽製作の楽しみ方も人それぞれですよね。
ツールとしては、時代が良くなり、機能が良くなったからと言ってすべてそれが良いとは言えないと思いますし、機能が増えて逆に使い勝手が悪くなる場合もあるので、なんとも言えない時がありますが・・・・

逆に興味あるのに難しそうで手が出ないって方も、折角フリーソフト等で色々出来るのですから、やらないのは損かと思います。
無理にDTMとしてシンセを使う必要も無し、押入れにしまったフォークギターでPCで重ね録りからはじめてみるのも良いかも知れませんね。

ながいー(笑)
次回、まとめで最終回にしますorz
posted by yebisu at 02:13| Comment(4) | DTM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月03日

なーちゃんと絵本。

うちの娘は携帯で自分の映っている動画を見るのが好きです。
ゲームなんかも最近は僕がするので、見たりするのですが、結構気に入ってる様子なのですが、そこは子供、少々飽きっぽくまともにはゲームできません。

しかし、一度気に入ると子供って何度でも同じ事を喜んでやりますよね。
うちの娘もデジタルばかりでなく、絵本を読んであげると結構喜んで聞いています。
デジタルの時代にあって僕もデジタルな物は大好きなのですが、そればかりではいけないと心配していました。
やはり絵本を読んで子供が喜ぶのは嬉しいですね。

しかし、嬉しいは嬉しいのですが、やはり3歳になったばかりの彼女が理解できる物語はとても単純な物ばかり。
これを何度も何度もお願いされると、自分が再生のプレイヤーになったような気分になってくるときが・・・

あ、MP3プレイヤーにでも録音してそれを再生すれば・・・・・やっぱりデジタルかよ俺・・・だめじゃん(笑

最近は一人で絵本を読む真似事をして遊んでいるときがあります。

娘 「あっちに行きました。こっちに来てあっちに行きました。そして、今日のゆうはんなーに?なーちゃん?・・・・・ごはんっ!って言ったらあっちに行きました。そしたら穴に落ちてごはんって怒られました。おしまい。」

ですって
なーんだそりゃ(笑
ビデオに録りたかった〜〜。

娘は今日も元気です。
posted by yebisu at 03:20| Comment(3) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月02日

音についての考え(7)。

前回:音についての考え(6)

今でこそデジタル録音やwave編集等プロでなくても、パソコンや最近のMTRを用意すれば、簡単に出来るようになりました。
しかし、当時出始めの頃はとても衝撃的でした。
このころのHD-MTRはまだオープンリールの方が良いと言われる位でしたが、カセットテープからの移行、8trに昇格、なんと言っても驚いたのが、録音したところのコピー&ペーストです。
MIDIとの同期も可能になりました。
この頃の僕はそこまで音楽に夢中と言うわけではありませんが、やはり暇があると曲は作っていました。
給料も結構機材や楽器を買っていましたし。
10代最後〜20代スタンダードMIDIの音源等も充実してくる頃で、この頃には、作曲の腕は一向に上がらずとも、録音はこの位できるようになりました。


曲はともかくとして、音質はだいぶ良くなったと思いませんか?
録音の他にもSC-88は名機で(SC-55の方が音は綺麗に感じましたが)MIDI機器を扱うもスタンダードMIDIと言う物は理解していなかった僕にも大変使いやすかったです。
この頃のシーケンサーではベロシティやボリューム操作の細かいコントロールは出来ないので、べた打ち基本ですが、音が良かったのでそこそこなってくれました。
今まで作ったスタンダードMIDI化すべく移す作業をやっていたのですが、あまりにも膨大な数で半分もやりきれなかったのです。
まぁ思いつきでただ作って量産していた頃とはいえ、この時頑張っておけばなぁと今後悔しております(笑

この頃、音楽関連の仕事をしたいと漠然と考えるのですが、人には作曲で頑張るようなことを嘯いていましが、自分の中では無理だなと言うか、エンジニアになりたい趣向の方が大きく、エンジニアを目指そうかとも思いました。
しかし、うちには専門学校など行けるお金なども無くどうしようもありません。
そして、少しの間だけでしたが、仲良くしてくれていたスタジオのエンジニアの人の手伝い等をはじめます。
ここでの事は本当に短い期間ですが大変勉強になりました。
印象を変えずに、格EQで全体の音像がはっきりしたり、リバーブの各種設定で奥行きをつけたり等、まるで魔法です。
生録に関しては逆にEQ等あまり頼らずマイクポジションにこだわりを持ち、マイクセッティングの重要性等も学びました。
(ミックスや録音は人それぞれだと思うので、これが正解ではありませんよ)

また、知り合いのバンド等のdemo音源のレコーディングを依頼され請けたりもしました。

■ 作編曲:BLOOD

一応知り合いの曲なので途中からの一部です。
念願だったギターの質感も何とか録音出来るようになりましたし、ドラムもカラオケマイク多数のわりには、良く録音出来ていると思いませんか?(笑

しかし、この頃を過ぎると、数年ほとんど音楽を離れる事になります(機材を買ったり本当にたまーに弄る位になってしまう)。
そして、数年後、新たなバンドを組む事とパソコンの出会いによってまた音楽復帰するのでした。

続く
posted by yebisu at 11:56| Comment(2) | DTM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月01日

音についての考え(6)。

前回:音についての考え(5)。

いよいよ「コンプレッサー」(以下:コンプ)を使う時が来たのですが、このコンプ、はじめてギターを通して音を聴いた時の印象は、「なんだこりゃ???」です(笑

コンプの何たるか等知らずに購入してきたので当然です。
録音してる人やプロの人も使ってるエフェクターだし、そんな物はあって当然!、と何も考えもせずに買ってきました。

当時音圧なる物は気にした事もありません。
ですので、音圧があがってもボリューム操作で事足りていた僕には音圧の何たるか等気が付くはずもありません。
ですので、コンプは音作りと言っても、アタック感の変更とサスティンを伸ばすエフェクターであり、極端にノイズを発生させる謎の機材として目の前に現れました。(笑

今もそういう節があるのですが、作曲にしても、録音にしても、昔から僕はさわりを聞きかじり、後は実践して覚えていくタイプで、殆どが独学です。
周りに聞ける人は機材関係では皆無でした。
色々一人で弄くっても劇的な変化は起こらない・・・・
まして、テープ録音で安いマイクやシールドを使って、ノイズの塊、ディストーションギターを弾くのですから、ノイズだらけです。
そこに持ってきて、コンプなどを掛けたら・・・・分かる人には分かりますよね。
このコンプだけは、はじめて買ってきて損をした・・・と思いました。

しかし、使えないからと言って今のフリーVSTじゃあるまいし、高いお金を払って買ってきた物をそうそうあきらめられるはずがありません。
楽しいだけでやって来たのですが、ここではじめて音楽の勉強はじめます。
しかも理論じゃなくて、録音の方(笑

楽器屋にある録音関係の本等をあさったりしていると、音圧と言う物がある事を知りますが、この時の解釈はどちらかと言うと、不揃いの音をそろえるエフェクターと解釈します。
また音色的にもコンプの効いてるされているクリーンギター等を聴き比べたりしてみると、なるほど確かに自分のギターでもそうなっていた気がしてきます。
何せノイズにばかり目が行ってたので(笑
不揃いの音をそろえるのはギターだけでなく、ベース、生ドラム、勿論ボーカルにも適用される大事なエフェクターと知り、コンプレッサーを有効に使うためにも、ノイズ対策を少しずつし始めるのでした。

このノイズ対策をはじめた事により、使い切れている使い切れていないは別にして、コンプレッサーの重要性を認識していきます。
ノイズの音量が一定とするならば、楽器やボーカルの音が出来るだけ最大音量で録音出来ていれば、ノイズは少なくてすみます。
まして、音が鳴っている時ならば、マスク効果でノイズは聞き取りにくくなるというじゃありませんか。
この、なるべく最大レベルで録音するためには、音圧を高くし、音の粒をそろえるコンプレッサーは実に適しているではありませんか。
(しかしコンプ至上主義はいけません笑)
この頃一緒にEQも気にし始めます。
本当に自己満足の世界ですが、自分なりに録音された音が変わってきた気がしました。

■ smile

どうでしょう?曲の出来は別として(笑)ノイズはボーカルマイクが殆どで、アコギのマイク録音等をしていても前の作品よりは良いと思いませんか?
しかし、ボーカルはフェーダも操作でのノイズも取ってないし、「ふかれ」が酷すぎますね。
今でこそ、一定音量以外無音なんて、クリック一つで出来ますが、この頃はフェーダ操作が基本でした。
(理想はパンチインですが、僕のMTRだと劣化を考えると最初から録音しないと駄目でした)

ボーカル対策はこの後するのですが、この「ふかれ」や「ポップノイズ」と言うのはボーカルの息がマイクに吹きかかって出るノイズや、「っ」等の発音をした時に出るノイズの事を言うのですが、それを防止するためにポップガードを立てたりします。
このポップガードですが、針金のハンガーを加工し、パンストをかぶせる事で簡易ポップガードを製作する事が出来ます。
当時、パンストくれよと言って変態扱いされた記憶が(笑

このようにして、作曲の勉強などろくにせず、録音技術先行に宅録音楽活動は進んでいきました。
バンドも組んでコピーバンドとオリジナルバンド等もやりました。
ライブ等もやりましたが、そこまで語ってると長くなりそうなので、今回の話はDTM的な話に的を絞ろうと思いますので、割愛させていただきます(笑

そして高校を卒業する頃、夢のような機材が出てくるのです。
HDレコーダー、ハードディスクでのMTRです。

続く。(あと、数回で終わると思いますのでorz)

posted by yebisu at 02:08| Comment(2) | DTM | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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